保護犬と里親の心温まる動画5選|海外
保護犬と里親の心温まる動画5選|海外
みなさんは「保護犬」という言葉を知っていますか?
保護犬とは、何らかの事情で飼い主が犬の飼育を放棄したため、保護施設に引き取られた犬たちのことです。
この記事では、飼育放棄によって飼い主を失ったわんこたちと新しい里親(引き取り手)に関する心温まる動画を集めました。
保護犬に興味のある方、これから保護犬を引き取ろうとお考えの方、ハンカチ必須でご覧ください。
目次
保護犬のハッピーエンディングストーリー
平穏だった日常から一転、ある日突然信頼していた飼い主から、特別な理由もなく知らないどこかで捨てられる犬たち。
ある犬は殺処分を求めて施設へ連れていかれ、飼い主は振り向きもせず去っていきます。
ある犬は人里離れた山林の中でリードに繋がれたまま放っておかれていました。
彼らは落胆し、打ちひしがれ、怯え、時に警戒しています。
保護施設では、そんな彼らの心が二度と悲しみに濡れないように、里親候補を厳選し対話を重ね、保護犬にとって最高の里親を見つけるのです。
1. ベニーと里親
- 開始時間
- 解説
- 00:00
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ベニーはたった8か月(月齢)で捨てられていた犬です。
このシェルターでは里親が見つからない場合は、高確率で殺処分の対象となります。数か月待ちましたが、誰もベニーに興味を持ちませんでした。
- 00:34
- ベニーはいつもじっと扉を見つめ、いつか外に出られる日を待っています。
- 00:52
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そしてこの日、ついにベニーの前に、新しいパパとママが現れたのです。
ベニーはまだ何が起こったのか気づいていません。
- 01:10
- 様子が分からず少し怯えているようにも見えます。
- 01:35
- 扉の外に、何度も面会をした「優しい人たち」が立っていることに気づきます。
- 01:40
- 施設から飛び出して喜びのままにジャンプするベニーに幸あれ!
※内容は意訳です。
2. 耳の聞こえないジュリアと盟友ウォルター
- 開始時間
- 解説
- 00:00
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ウォルターは耳が聞こえません。
それは彼には関係がないことでした。
彼はそういう風に生まれただけのことです。
- 00:14
- ジュリアもウォルターと同じでした。
- 00:16
- 母親(ジュリアとウォルターの里親)「私が初めてジュリア会って彼女を抱きしめたとき、彼女は私の首を嗅いだの。そしてウォルターに会いに来た時、彼も私の首を嗅いだのよ。その時分かったの、私たちは出会うべきだったんだって。」
- 00:46
- ジュリアはウォルターに手話を教えています。
- 01:11
- あなたの親友は、必ずどこかにいて、あなたがくるのを待っています。
※内容は意訳です。
3. 怯えるばかりのクロエを変えた愛
- 開始時間
- 解説
- 00:00
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クロエは保護されてから、いつも部屋の片隅で丸まって震えていました。
時には扉に背を向けてすべてを拒絶したポーズをとります。
施設のスタッフは細心の注意を払って、理想的な里親候補、ダルビッシュを決めました。
- 00:30
-
トライアル当日、クロエは外へ出たがりませんでした。
クロエが車に乗ってから、ダルビッシュは、わざとすぐに家に行かず、しばらくドライブを長くしました。
そのほうがクロエが落ち着くだろうと思ったそうです。
ダルビッシュの自宅に着いてからも、怯えたクロエが車から降りるのに1時間近くかかりました。
- 00:16
- 母親(ジュリアとウォルターの里親)「私が初めてジュリア会って彼女を抱きしめたとき、彼女は私の首を嗅いだの。そしてウォルターに会いに来た時、彼も私の首を嗅いだのよ。その時分かったの、私たちは出会うべきだったんだって。」
- 03:06
- ようやく家に入ったクロエは、物陰を見つけてそこに座り込み、彼らもその日はクロエをそのままにしておくことにしました。
- 03:20
- それから、1日、3日と日が経ちますが、手から直接おやつを食べてくれません。ダルビッシュは在宅で仕事をしています。一日中クロエの傍にいるようにしました。ベッドもクロエのそばに異動させました。
- 03:50
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トライアル開始から約5日目、クロエから初めて、ダルビッシュへの接触がありました。クロエのハートが動く瞬間です。
その日から、クロエはダルビッシュが動くとどこでもついていくようになりました。絶対にそばを離れようとしません。
- 04:16
- クロエから「I love you」と聞こえてきませんか。
- 04:26
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ダルビッシュ「彼女は僕のすべてだよ。彼女のうちに秘められていた好奇心や輝きが見えるようになってきた」
暗かったクロエの表情も、花が咲いたように明るく見えます。
ふたりはともに眠ります。
※内容は意訳です。
4. 皮膚にやけどを負った保護犬とその後
- 開始時間
- 解説
- 00:00
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ソフィは山林の中で木にくくりつけられていたところを発見されました。
そして、頭部は何かの薬剤によって焼けただれていたのです。
(By キャスター)
- 00:24
-
ソフィの映像からスタート
※頭部に怪我をしているので、怖い方は00:50までジャンプしてください。
ソフィは山の中にリードで括りつけられているのを偶然発見されました。
犯人は捕まっていません。
- 00:50
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ソフィは保護から3か月後にシンディとサンディーの家に引き取られました。
彼らは言います。”Sofi is the missing link in our family(私たちにとっての「探していたパート」です)彼女無しでは私たちは幸福になれません。”
- 01:30
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保護団体の“Paws and Stars animal rescue”のマーラは、保健所がソフィを殺処分する時に引き取りました。ソフィの治療費には約100万円と24時間体制の看病が必要だったそうです。
マーラは、これまでに数百件に上る遺棄された犬や殺処分対象の犬を救ってきました。
これからも、同じような境遇の犬を助けるためには、常に資金繰りと闘わなければいけません。
※内容は意訳です。
5. 19歳の老犬がシェルターにやってきた
- 開始時間
- 解説
- 00:00
- アニー、彼女は19年間ある家庭で飼われてから、飼い主によってシェルターに連れてこられました。
- 00:17
- 里親が最初にしたことは、彼女にバーガーパティを食べさせてあげることでした。アニーは老齢のため歯がかけており、パティすら噛むことができませんでした。
- 00:40
- ローレン(アニーの里親)「最初、アニーはもって1か月ぐらいしか生きられないと獣医に言われました。だから、私たち家族は、その期間、彼女の生を喜びで溢れさせようと決めました。」
- 00:53
- 数日たったある日、アニーから笑顔が見えます。
- 01:20
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里親はいつかくるアニーとのお別れの日までに「やることリスト」を作成しました。リストはすべて「どれだけアニーを甘やかすことができるか」で埋めつくされています。
SNSでアニーを知った世界中の人たちからも多くのプレゼントをもらいました。ネザーランドやスペイン、イタリア、とにかく世界中からです。
- 02:20
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たくさんの老犬が、飼い主たちから家庭内放棄されており、相手にされずに余生を生きます。
「そんな飼い主にたちに、老犬であってもこんなに人生を楽しむことができるんだ、と見せてやりたいんです」と里親は言います。
- 02:42
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「老犬の里親なんて絶対無理、かわいそすぎる」と言う人もいます。
そんな人たちに言いたいのは「例えお別れまでが短くても、喜びの価値は同じ。彼らは勇気をくれるし、未来への希望を与えてくれる。」
※内容は意訳です。
まとめ
保護犬は「飼う」以外にも様々な手助けの方法があります。
国内外、多くの施設で人手が足りず、物資が不足しています。
募金やアマゾン経由の物資の供給など、動画を見て何かしらのメッセージを受けた方は、ぜひ1歩進んだ保護活動に参加いただければと思います。
最後に、4番目の動画の活動家マーラ氏のお言葉をお借りします。
「保護活動は犬を幸せにするだけでは完了しません。活動の最大の目的は、犬を幸せにすることでそれに関わる人間全員も幸福になることなのです。」
執筆者:Atsuki
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